至福の時間

昨日のかぶの葉っぱのカフェタイムは、僕にとって幸せな時間だった。
ランチライムからスタートしたかぶの葉っぱ。昨年の10月からカフェタイムを始めた。

そして、中学1年性の女子生徒さんがお年玉をもらったからと来てくれた。
もしかして「はじめてのおつかい」ならぬ、「初めてのカフェ』? と思った。
彼女の人生で初めて行ったカフェがうちの店だったら、なンて幸せなことだろうと思った。

それから多分、少ない小遣いを使って、2ヶ月に1度くらいの間隔で来てくれるようになった。

そして、昨日も友達と一緒に来てくれた。

そして、昨日は僕らがやている「つどいの場」という高齢者の方の介護予防の活動に毎回参加してくださる、70代の女性が近所の方を連れて、来店された。この方は毎月「今月のスペシャル」を注文してくださるのだが、とくに10月の「ブルンジ ガジャブレ」の味が気に入ってくださって、今月だけで3度目のご来店。
この豆の特徴に「甘さ」とあるのだが、僕が初めて試飲したときには、恥ずかしながら甘さが分からなかった。
しかし、この方は一口飲まれて「甘い」と仰った。
素晴らしい舌だなぁと思った。

ここからが実は本題。
うちのカフェタイムに、ご近所の歳の差60歳近くのお客様が居てくださる。

なンて幸せな光景だろう。
うちの店は住宅街の中にあり、とても見つけてもらいにくい店。
そンな中、この団地内の方が。しかもこれほど年齢幅のある方が来てくださっている。

恥ずかしい話だが、この光景に涙がこぼれそうになった。

正直に云うと、まだ開店1年ということもあってか、「食べていける」ほどの収益は出せていない。
けれど、こういう場所を提供できているのかと思うと、始めて良かったのかなと感じられる時間になった。

ありがとうございます。

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